ブログを読んでくれた人から、「あのワンちゃん、その後どうなったん?」と心配の声が寄せられていますので、ご報告しますね。
私が保護して病院に連れて行ったのが3日(土)のこと。
すぐに手術をするには全身状態が悪すぎて、麻酔に耐えられるかどうかも分からない状態だったそうです。脱水症状、肝機能の悪化などなど。
それで、応急処置をして、体力が少しでも回復してから手術をしましょうとなったそうです。
保護してから5日経った7日(水)の夜に手術は行われたそうです。
午後9時~翌午前2時半頃までかかったそうです。
動物病院の先生は、午後の診察が終わってすぐに手術に取りかかり、翌日は朝の9時から通常通りの診察を開始するのだから、さぞかしお疲れだったと思います。
そこの病院は、ふだん院長先生お一人で診ているのですが、この手術に際しては、提携している夜間救急病院から2人の獣医師に来てもらったそうです。
それほど大変な手術だったということなのでしょう。
幸い、折れた脊髄の接続は成功したそうです。
ただ、事故の衝撃が大きかったのでしょう、折れた脊髄周辺組織のダメージが大きく、壊死を起こしていて、化膿も進んでいたそうです。
手術の際にメスを入れても全く出血しなかったそうです、つまり、すでに血管が死んでいて、血流が止まってたってことですよね。
薬が効いて、この壊死がさらに周辺へと広がらなければ、命まで取られることはないだろう・・・とのことでした。
今も、注射器で膿を吸い出す処置をしてもらっているそうです。
ただ、残念なことに、やはり神経は切断されていて、後ろ足は動かず、排尿、排便のコントロールも不可能なのだそうです。
それでも前足さえ以前のままなら、代車を使って散歩に行くことも可能です。
でも、前足の動きを支配している神経も痛めている可能性もあって、前足に関してはまだ何とも言えないそうです。
前足の自由が残っているのとそうでないのとでは、あの柴ちゃんの今後の犬生は180度異なりますよね。どうか、どうか、前足はちゃんと動きますように・・・と祈らずにはいられません。
一昨日、この動物病院の前を通った時、待合室を見ると誰もおらず、すいているなら差し支えないだろうということで、中に入ってちょっと様子を聞いてみました。
そしたら、先生が「会ってあげて下さい。」と言ってくれ、ちょこっと面会しました。
「○○ちゃん!頑張ったね。」と声をかけると、とたんに前足で空をかき始めました。
「私の声を覚えていてくれたの!?」と勝手な解釈の元、ちょっと感激!
その様子を見た先生が「おお、ここまで前足を動かせるようになったか、随分元気が戻ってきたな。」とおっしゃいました。
そして今日、電話で飼い主さんから聞いた話では、、、
ようやく昨日あたりから、フードを固形のまま食べられるようになり、美味しそうにペロッと平らげたそうです。面会に行くと嬉しそうにして、必死で起きあがろうとする仕草を見せたとも。
良かった、何とか命の危機は脱したかな。
○○ちゃんの生命力に脱帽!もう一頑張りするんだぞ!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回のような重症のケガの場合、アメリカではほとんどが安楽死させると聞き、驚きました。
日本でも、重症のヘルニア等で手術が不可能で、かなりの苦痛を伴う場合などは安楽死を打診されるとか。
それって、どうなのでしょうか・・・。
今回の○○ちゃんのケースも、それでいくと確実に安楽死のパターンです。
でも、○○ちゃんが代車を付けて、大地を走れる可能性はまだある訳で、それが無理だとしても、ご家族と一緒に穏やかな時間を共有できる可能性はまだある訳で、なのに、アメリカでは安楽死が第一選択だなんて、なんだか悲しいことですね。
最近のコメント