<前編はおとといの26日に掲載しています>
まるで天下をとったような気分で、
京の都を存分に見下ろしたら、再び歩き始めるとしよう。
↑ どんどん登ってきているこの階段を降りれば、
京都の名所である銀閣寺や哲学の道などの方面に出る。
でも、この日は土曜日、きっと人・人・人だろうから、
そっち方面は避けて、山頂近くの尾根道まで登り返して、
そこの分岐を、道標に従って蹴上(けあげ)方面に向かう。
こちらのコースは人もまばら。
木洩れ日の山道が美しい。
一人でのんびり歩いていると、
20mぐらい前方を、
私と同じ背丈ぐらいの茶色い何かがサッと横切った。
と思ったら、今度は 小さいのがトコトコトコと横切った。
可愛い
子鹿だ。
ってことは、先のは親鹿か。
ケイタイカメラの準備をして、
そーっと忍び足で彼等が入っていった林の方を見ると・・・
やっぱり
いたいた

親鹿の影になっているのか、子鹿の姿は見えない。
野生の鹿と見つめ合えるなんて、幸せ~
「お尻が茶々みたいやわ~」などとアホなことを思いつつ、
怖がらせてはいけないので、そーっと立ち去る。
こういう出会いがあると、当り前のことなんだけど、
山は、ひいては地球は人間だけのものではないと改めて思うのだ。
むしろ、人間の方が後から入ってきたのだ。
しばらく行くと、また分岐があり、
道標に従って山科方面へと下る。
ここからの下りがけっこう急で、なまった足にけっこう堪える。
人っ子一人出会わない道を20分ほど下り、
沢の川町の集落を抜けると、再び毘沙門堂に出る。
↑その集落で出会った、とってもフリーダムな子、甲斐犬?
歩行時間4時間半、歩行距離8kmくらいの山旅終了。
疎水に別れを告げて、JR山科駅に向かい、さぁ、帰ろう。
途中、膝裏と、肘の内側、おでこが痒くなったけど、
ちょっと掻いたら治まった。
それに、流れるほどの汗をかいたけど、
速乾性のウェアと、秋の風のおかげで、すぐに乾いた。
帰りの電車内で痒くなることもなかった。
まさに、案ずるより産むがやすし。
早くも、次はどこの山にしようかと考えてる私がいた。
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