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琴線に触れる台詞

先週の木曜日で、
NHKの木曜時代劇「銀二貫」が終わってしまった。
面白い本もそうだが、
ドラマも最終回の後は 淋しさを感じる。

この「銀二貫」、原作は文句なしに面白くて、
ものの二日で読み終えてしまった。
ドラマは、登場人物やストーリーが、
所々原作とは異なったけど、それはそれで良くできていて、
毎回心待ちにしていた。

そして、原作にはなかった台詞が、
私の心に大きく響いたのだ。

その台詞に出会えただけでも、
ドラマを観て良かったと心から思うのだ。

その台詞とは、
物語の舞台である寒天問屋・井川屋の旦那さんが、
主人公の松吉が想いを寄せる真帆さんに対して言った言葉。

真帆さんは子供の頃、火事で首に火傷を負い、
ケロイド状の痛々しい傷が残っていて、
心ない町の人達から気持ち悪いと言われている。
なので、いつも布を首に巻いて、その傷跡を隠している。

そんな真帆さんを初めて見た時、
「あっ、私と同じだ…」と思った。
私も、皮膚炎を隠すために、
いつもハンカチを首に巻いているから…。
私の傷も、真帆さんのそれに劣らない自信がある。
人が見れば「ギョッ」っとするレベルだ。

おっと、横道にそれてしまった、台詞の話だ。

その火事の後、何年も音信不通となっていた真帆さんが、
井川屋を訪れ、旦那さんや番頭さん、松吉の前で、首の傷跡を見せ、

「今までの私のことは忘れて下さい。これが今の私です。」

と言ったのに対し、旦那さんが落ち着いた口調でこう言ったのだ。

「それは(傷跡のこと)、あんさんが一生懸命生きてきた証だす」と。

不覚にも、涙が込み上げてきた。
私に言ってくれたように思えて、嬉しかった。

私はいつも、この気持ち悪い自分の首や身体中の炎症を見るたびにこう思ってきた。
「これは、治るために、一生懸命闘っている証、
 自分自身が嫌っちゃいけない、、、」と。

そんな私には、井川屋の旦那さんの言葉は、
「間違ってないよ」と、
そっと背中を撫でてくれたように感じて、
心から嬉しかったのだ。

ドラマの最終回では、
松吉が真帆さんに結婚を申し込むシーンがあった。

「私でええのか?(この首)気持ち悪ぅないんか?」
と尋ねる真帆さんに松吉はこう答えるのだ。

「旦那さんも言わはった通り、
 それは、真帆さんが一生懸命生きてきた証だす。
 真帆さんの全てが愛おしおます、心から。。。」と。

よう言うた、松吉!

私には、そんな素敵なことを言ってくれる人はいないけど、

自分の事のように嬉しかった。

ドラマでは、それ以降、真帆さんの首から布が消えた。
もう、隠さなくても生きていける自信がついたのだろう。
私にも、そんな日が来るだろうか。

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アトピー」カテゴリの記事

コメント

こんばんは、私もそう思います。
炎症が終わった後は顔も体も真っ黒です。
凹まないわけないし、深い皺もあちらこちらに刻まれていますが、闘って乗り越えた証だと思うようにしてます。
そして、傷も皺も色素沈着もいつか薄れて行くんだと思って頑張っています。
まぁ、若い時のようにはならなくても頑張ろうと思います。

投稿: まゆ | 2014年6月11日 (水) 22時23分

こんにちは。モモパパです。
絶対にやって来ますよ。
ご自分に自信を持ってください。
ひとりの人間として。
卑屈になる必要はどこにもありませんよ。

投稿: モモのパパ | 2014年6月12日 (木) 05時58分

  学生時代に金属アレルギーで腕時計の下に包帯を巻いていた友人がいましたが、最近は「リストカット」を疑う様になりました。

 昔のプロレスラーの「アブドラ・ブッチャー」のおでこかというような手首を見せられた時は流石にどう反応して良いのか戸惑いました。

 後でよくよく考えたら、一思いにザックリいってたらああはならんかったんだ、って気付いたんですけど、幸いなことに。

 女性のネッカチーフは○○マークとか、年々要らん知識が増えて、自己嫌悪。

 皆さん其々色んな御事情があるのは理解しているつもりですが、ついつい要らん先入観で見てしまいそうになります。

 汚れちまった悲しみを感じる瞬間です。

投稿: メタボ万歳! | 2014年6月12日 (木) 09時00分

  追伸です。

 思ったことを深く考えずに口(文)にするので、「琴線」ならぬ「逆鱗」に触れる台詞にならないように気を付けたいです。

投稿: メタボ万歳! | 2014年6月12日 (木) 09時04分

まゆさんへ

私たち、おばあちゃんになった時、めっちゃキレイだったりしてね
第二の青春到来じゃ~、、、なーんて笑いあったりするかもね。

投稿: 怜草 | 2014年6月13日 (金) 15時20分

モモのパパさんへ

ありがとうございます。

なかなか今の自分を受け入れられないのですが、まぁ、ボチボチやっていきますね。

投稿: 怜草 | 2014年6月13日 (金) 15時22分

メタボ万歳さんへ

思いもよらぬ事情をかかえて生きてらっしゃる人もいますよね。
私も、先入観や決めつけ、詮索はいけないと分かってはいるものの、知らず知らずの間に、誰
かを傷つけてしまっているかも。。。

嬉しかったのは、友達が「どんな状況でも、〇〇ちゃんは〇〇ちゃん(私のこと)、何も変わらないよ」と言ってくれたことですね~。

投稿: 怜草 | 2014年6月13日 (金) 15時27分

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