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御嶽登山・「起」承転結

<起>

「よし、今度の連休に御嶽山に登るぞ!」

夫は、せっかく買ったトレッキングシューズを履きたくて仕方がないのだ。

しかも彼はこの辺の、例えば六甲とか、比良山系とか、1000m級の山はイヤだと言う。

「森林限界を超える山でないと!」などとのたまう。

となると、2500m以上の山になる。

まったくぅ、山の楽しみ方をわかっちゃいないんだから、、、。

高い山だけが山じゃないんだけどなぁ~。

夫に山登りの趣味はない。

私も、かつてはあちこち登っていたが、ここ数年はまともに登っていない。

2人とも、春に、生駒山と鶏冠山に登っただけ・・・という

心もとない状況だ。  

  

「そんな、いきなり3000mの山なんて無茶よ~。」と私が言う。

「大丈夫、12年前もいきなり(御嶽山に)登ったやんか。」と夫。

「そうやけど、あれから12歳、年とったんやで。

 それに、アナタはあの時よりだいぶ重くなってるし。」と私。

自分のお腹をつまんで、一瞬青ざめる夫、でも、

「大丈夫だって。7合目まではロープーウェイだし、

 そこらか900m登るだけやん。

 それに今回は周遊コースじゃなく、

 頂上往復だけやから、ゆっくり行けば大丈夫!」と譲らない。

標高差900m、酸素が薄い3000mの山、

私らしくないことだけど、当初はまったく気乗りがしなかった。  

  

そこで、12年前に書き記した登山の記録を読み返してみた。

すると感動が甦ってきた。

夫、33歳、私、32歳、息子、小学4年生と皆若かったが、

あの時のコースはきつかった。

山なんて登ったことがなかったので、めっちゃしんどかった。

下山時は膝が痛んで、一歩を踏み出すごとに辛かった。

でも、しんどさを上回る感動があった。

そこでしか感じることができない風、匂い、風景、

それはそれは素晴らしかった。 

  

だんだんもう一度登りたくなってきた。

なんだか登れそうな気がしてきたのだ。

「思い切って行ってみようかな、私の原点の山に・・・」

心は決まった。  

Fh01000312年前の私と息子。

日本一高い場所にある池。

この「三の池」を見ることが

この登山の目的だった。

池の水は、そのまま飲めるほど清らかだ。

※「承」に続く

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