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茨木のり子さんの詩 4

倚りかからず

  

もはや
できあいの思想には倚りかかりたくない
もはや
できあいの宗教には倚りかかりたくない
もはや
できあいの学問には倚りかかりたくない
もはや
いかなる権威にも倚りかかりたくはない
ながく生きて
心底学んだのはそれぐらい
自分の耳目
じぶんの二本足のみで立っていて
なに不都合のことやある
倚りかかるとすれば
それは
椅子の背もたれだけ

※「倚りかからず」 茨木のり子 筑摩書房より

  

私はまだこんなふうに胸を張って言いきれない。

まだまだ“できあいのもの”をあてにして暮らしているような気もする。

そして、

“自分の耳目
じぶんの二本足のみで立っていて
なに不都合のことやある”

この部分に深い共感と憧れを感じる。

  

私がお婆ちゃんになった時、見かけはホワッとしてるんだけど、こんなふうに堂々と言える・・・、そんなふうになれたらいいな~。

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