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茨木のり子さんの詩 2

「自分の感受性くらい」

  

ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

気難かしくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮しのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ

(茨木 のり子 詩集「自分の感受性くらい」S52.から)

**************************************

7~8年前に、友達のTさんを通して私が初めて知った茨木のり子さんの詩がこの「自分の感受性くらい」です。

茨木のり子さんの詩 1」でチラッと紹介しました。

読むたびに、心のど真ん中に直球を投げ込まれたような気持ちになります。

ズシンと胸に堪えるのです。

  

昨夜のテレビドラマ「3年B組金八先生」で、この詩が重要な役割を果たしていました。

自分の感受性は自分で守る、、、サラッと言うけど難しいですね。

この詩を読む度に、心のアンテナが錆びぬよう、自分らしさを無くさぬよう、磨きをかけて暮らしていこう!と思う私なのです。

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コメント

この詩で茨木のり子さんのことを知りました。いつくらいだったかな。
この詩は心当たりがありすぎて胸にズキッときます。

投稿: kaori | 2007年10月26日 (金) 11時18分

kaoriさんへ

同じく私もズキッときます。

また、「この詩、読んだら?」と言いたくなる人にも時々遭遇しますよね。

投稿: めりはり | 2007年10月26日 (金) 18時03分

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