脱トランス脂肪酸で行こう!
大阪の北摂地区で知らない人はいないぐらい有名な洋菓子店「ミルフィーユ」。
その筋の雑誌でも幾度となく取り上げられています。
先日、そのミルフィーユのクッキー&パウンドケーキの詰め合わせを頂くという幸運に恵まれました。
箱を開けた瞬間、「うわぁ~、美味しそうー♪」でも・・・・
「こういうのって、たいがいトランス脂肪酸グが入ってるんだよね。」と小袋の裏を見ると、、、、、ない!!!
えっ?なんで入ってないの?はっ?マジで!?
クッキー、ミニカステラ、パウンドケーキ、すべてをチェックしましたが、「マーガリン」「ショートニング」の文字が見当たりません。
それらの代わりはどうやら「バター」のようです。
やるじゃん、ミルフィーユ!!!
うん、美味しい♪
型崩れしやすい気がしますが、包装に工夫がされているので、そんなことは気になりません。
北摂地域では洋菓子業界をぐいぐい引っ張る立場のミルフィーユ、後に続きたいお店は山ほどあるでしょう。
そんなミルフィーユが率先して脱トランス脂肪酸路線を突っ走ってくれたら、影響力は大きいですよね。
いつからそうしているのかは分かりませんし、ケーキ類にも不使用かどうかは分かりませんが、この英断を支持&応援したいです。
トランス脂肪酸というのは、知ってる人は知っている「できれば排除すべきもの」であり、気にする人は気にしている「要注意物質」です。
簡単に言うと、植物油に水素を添加するとできる人工油で、マーガリンやショートニングなどに多く含まれています。
高温でも溶けず酸化しにくい、作りたての食感を長く保てるといったメリットから、菓子パンやスナック菓子、ファーストフードなどに広く使われています。
ずーーーーっと放置してもカビも生えなければ、ゴキブリでさえも食べないそうです。
これって、怖いことですよね。
トランス脂肪酸は、血管を詰らせる悪玉コレステロールを増やす一方、善玉コレステロールを減らすので、心筋梗塞や脳卒中を引き起こす動脈硬化の要因になることが分かっています。たくさん摂ることで、アレルギー疾患が悪化するという報告もあります。
すでにヨーロッパでは使用禁止になっている国もあるのですが、昨年末に「ニューヨーク市、トランス脂肪酸を使用禁止へ」というニュースが報じられました(徐々に減らしていく方針のようです)。
これを受けて、ケンタッキーフライドチキンでも脱トランス脂肪酸に向けて動き出しているそうです。
日本ではまだまだ「なに?それ」という人が多いトランス脂肪酸ですが、将来の自分のために、ここらでひとつ、真剣に考えてみてはいかがでしょうか。
そうそう、犬や猫のおやつにも時々入ってますので、気をつけて見てあげてほしいものです。
※alterna(オルタナ)No、2参照
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コメント
へー、さすがめりはりさん。
勉強になります!!
投稿: ヌーピー | 2007年7月28日 (土) 17時04分
ヌーピーさんへ
私、かつてはマーガリンが大好きで、30歳過ぎまでは、それはそれはたくさん食べてたんだよねー。
今となってはどうしようもないので、今は極力食べたいように気をつけてます(^^;)
投稿: めりはり | 2007年7月28日 (土) 18時40分