飼い主のモラル
かつて100%近かった狂犬病の予防接種率が50%ぐらいにまで低下しているらしい。
このままでは海外からウイルスが侵入すれば危険な状況なのだそうだ。by4月2日付読売新聞夕刊
WHOによると、狂犬病のウイルスが侵入した場合、その国での感染拡大を防ぐことができる接種率を70%以上としている。
それでいくと、日本では流行してしまうってことだ。
去年、海外で犬に噛まれた人が何人か亡くなったことは記憶に新しい。
が、今の時点では国内にウイルスを持った犬はいない、とされている。
でも、海外からの貨物船に忍び込んで野良犬が国内に入ってきているという話も聞く。
もし、その野良犬がウイルスをもっていて、国内の犬をガブリと噛み、噛まれた犬がたまたま未接種で、狂犬病を発症し、その事に気付くのが遅れた飼い主さんをガブリと噛んでしまったら・・・。
噛まれてすぐに対処しない限り、犬も人も必ず死ぬのだ。
接種しない理由は、「外に出さないから」とか、「国内発生はないから」だそうだ。
おいおい、外に出さないっていうけど、災害時は避難所で共同生活になるんだぞ。
接種しておかないと、肩身が狭いぞーーー。
国内発生がないのは、一昔前の飼い主さん達が、ほぼ100%の接種率をキープしてくれていたおかげかもよ。(実際に1985年は接種率ほぼ100%だったそうだ)
狂犬病予防法で年に一度の接種が定められていて、違反すると最高20万円の罰金だ。
でも、接種していないことの立証が難しく、飼い主への適用例はほとんどないらしい。
そんな悠長なことを言ってたら、近い将来大変な事態を招きそうで怖いな。
予防接種に関しては「受けるべき」「必要ない」と賛否両論あるけど、とりあえず法律で定められている狂犬病のワクチンは打っておこうよ!だよね。
法律があるってことは、有事の際は大変な事になるってことだよ。
ついでに言うと、道路に放置された犬のウ○チ、あれも恥ずかしい事だよね。
世の中には犬が嫌いな人もいるし、犬が好きな人だって、犬のウ○チは嫌いだよ。
そんなことしてたら、犬嫌いの人はますます嫌いになるし、「これだから犬を飼っている人は・・・」と思われても仕方ない。社会にしめしがつかない。
お願いだから、自分のワンコの残したモノは持ち帰ってくれ~~~!
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コメント
「波」のNO.45と46で、阿武野高校でのご活躍を拝見しました。引っ越したところ(高槻市安岡寺町)に近くビックリしました。「波」の編集もいつも見事で、関心しております。
ホームページにも挑戦され(私も閉鎖しましたが、「吹田芸術協会」というHPを作っておりました)、向かうところ敵なしのご様子ですね!
私も、百姓仕事にもう少し慣れたら、柴犬を飼いたいものです。畑を借りている「高槻市大字原」地域では、飼い犬の半数以上は柴犬です。
投稿: 内藤 澄男 | 2007年4月10日 (火) 18時55分
内藤さんへ
コメントありがとうございます。
今月の5日に、友達と摂津峡にお花見に行きました。
途中、バスで安岡寺町を通り上の口で降りました。
摂津峡からの帰り、「塚脇」バス停で待っていると、柴犬3匹、ボーダーコリー1匹が通りました。あの辺は緑がいっぱい、畑もいっぱいで良いところですね。
ポンポン山に登ったときは、原立石から登り始めました~。
投稿: めりはり | 2007年4月10日 (火) 19時47分