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「軽井沢のボーイ」を読んで

「軽井沢のボーイ 少年という名の犬とすごした4年半」 海老原靖芳著を買ったことは昨日のページに書きました。

読み始めの予感通り、今日、一気に読み終えました。

読み終えて4時間ぐらい経ちましたが、悶々としています。

著者は有名な放送作家、その文章は「さすが~!」とうなるほど上手く、かつ面白く、冒頭からぐんぐん引き込まれました。

わが家にも犬がいるので、様々なシーンで共感でき、大掃除もそっちのけで、時間を忘れて読みふけりました。

私が時々大笑いするものだから、娘が「そんなに面白いなら、うちも読んでみようかな。」と言ったほどです。

ところが、、、著者の愛犬・ボーイ君が病気になり、だんだん悪化するあたりから、読んでいて違和感を感じるようになりました。

ネタバレになるので詳しくは書きませんが、最後の方は腹立たしささえ覚えました。

著者とその奥さんの選択には、どうしても、どうしても、賛同できないのです。

ボーイ君が亡くなった直後の彼等の行動にも首をかしげました。

私ならこういう選択はしない、絶対に。。。

読み終わった直後は、愛犬を亡くした著者夫婦のためではなく、ボーイ君のために涙がこぼれました。

「読むんじゃなかった」とさえ思いました。

腹立たしさを堪えて、食器を洗い、胸に小骨がひっかかったままお風呂に入りました。

持てる限りの想像力を駆使し、もう一度考えてみました。

もし茶々だったら・・・と考えてみました。

それでも、やっぱり私には同じ選択はできないと思います。

ただ、さっきと違うことは、そういう選択をする人も大勢いるだろうな、と思えるようになったことです。

そして、「私ならこういう選択はしない」、と言い切りましたが、それも茶々がピンピンしている今、口にしたところで、何の信憑性もないことですよね。

そう気付きました。

そしてこれを書いているうちに、ほぼクールダウンし、今では、著者夫婦の悲しみがどれほど深いかがひしひしと伝わってきて、切ないです。腹立たしく思った事は取り消します。

ボーイ君、どうか安らかに・・・。

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