信じなければ治らない
さる11月12日(日)に亀岡で行われた、木俣肇医師による講演会の報告、第一弾です。
木俣先生は、現在、守口敬任会病院のアレルギー科部長をされています。
堅苦しくない、なんやおもろい先生・・・といった印象です。
日本笑い学会の会員さんでもあります。私も入ろうかしら(笑)。
今日のキーワードは“信頼”。
病気の治療やコントロールにおいて、なくてはならないもの、それは信頼関係。
患者と医師、患者と家族、それらの間に信頼関係ができ、みな同じ方に向かって歩んでこそ、病気の治癒や軽減が見られると先生はおっしゃいました。
例えば、本人が希望する治療法に家族が理解を示していない、というケースがけっこうあるそうです。
アトピー性皮膚炎におけるステロイドフリーの治療など、そう簡単に理解してもらえる事ではありません。
父親は賛成だけど、母親は本音の所では賛成していない、とか、
両親は応援してくれてるけど、同居の祖父母が「そんなやり方で大丈夫か?」など、何かと口をはさんでくる、とか、けっこうあるらしいです。
そうなると、症状はなかなか軽減しないそうです。だって、そういう状況はストレスを生むものね。
こうと決めたら、是が非でも家族全員を説得する!ぐらいの心意気が必要ってことですね。
また、医師との信頼関係の確立が回復のスピードを速めるそうです。
木俣先生は、治療法について何分でも、患者が理解できるまで説明することを惜しまないそうです。
ありがたいことです。
そうする理由は、患者が本音の部分で治療法を理解し、よし、この先生の言う治療法にかけてみよう!と思わない限り、良い結果は得られないから、だそうです。
うん、うん、これは言えてるよ~。自分の経験からそう思います。
私は温泉療法の時も、食養生の時も「これならいけるかも!」とビビビッとくるものを感じ、みごとに信じきり、実践し、そして結果は吉と出ました。
もちろんその治療法を薦めてくれた先生やアドバイザーの話を鵜呑みにするのではなく、自分でもかなり勉強しました。そして、「信じても大丈夫だ」という確信を得て、踏み切ったのです。
食養生の指導をして下さった東洋医学の先生がおっしゃったことは、
「心が素直な人は体も素直なんです、心が動けば体も動きます。」と。
かたくなな人は、体も頑固なんだそうです。
そして、ついでに言うと、病気は自分で治すんだ!という強い意志、これも必要かと思います。
医者に治してもらおうと思っているうちはまだまだ甘い。
(ただし、急性の病気とか、先天性の病気とか、難病、脳の血管異常など、自分の努力ではどうしようもない病気は、この限りではありません。)
あたりまえのことですが、信じて、そして実践してこそ、良い結果が出る・・・ということです。
まず信頼ありき、ですね。
この事を踏まえて、報告第二弾は脂肪肝について書こうと思います。
いつになるやら・・・?ですが、乞うご期待!
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