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迷い犬

先月の中頃に、迷い犬を保護して交番に届けた。今はその選択が正しかったのかどうか、自信がない。

あの日、スーパーで買い物をした帰り道、道路をウロウロと歩き回っている犬を発見。飼い主らしき人はおらず、どうやら迷い犬のよう。

道行く車も、その犬をはねぬようのろのろ走ったり、止まったり・・・。

このままじゃ車にひかれてしまう、そう思って保護することにした。

通りがかりのオバサンが、たまたま犬用のおやつを持っていて、それを私が手に持って「おいで」と言うと、なんとも人なつっこい顔で、嬉しそうに近寄ってきた。

見るとオレンジ色の首輪をしているが、リードはなく、鑑札や迷子札もない。

そのオバサンと相談した結果、交番に届けることにした。

洋犬のミックス犬?けっこう目立つ犬だ。かなり汚れているのは気にかかるが、もともとは綺麗なワンちゃんだったのだろう。飼い主さんは今頃必死で探しているだろうな・・・とその時は思った。

でも、、、2日後に問い合わせたときも、10日後に問い合わせた時も、まだ飼い主は引き取りにきていないとのことだった。近隣の動物病院に張っている迷子の張り紙もチェックしたし、ネットで迷子犬の検索もしたけど、あのワンちゃんには行き着かなかった。

犬が保護された場合、近隣の市はもちろん、大阪府下に迷子犬の照会が行くらしいので、府下はフォローできるそうだ。やはり捨てられたワンちゃんだったのかな。。。

だからといって、うちで引き取るわけにはいかない。時間的にも、スペース的にも、経済的にも、不可能だ。

その後どうなったのか、すごく気になるけど、最悪の結果を聞きたくなくて、問い合わすことができないでいる。

私が保護してしまったばっかりに、あのワンちゃんの生涯を縮めてしまったのかな。

あのまま放っておけば、今頃はどこかをウロウロ歩いていたのかな。

警察署に問い合わせた際、電話の向こうの係の人は、保護したことを気にしている私に

「どなたかが保護して下さったおかげで、無事に飼い主さんの元に帰れる犬が多いのも事実ですから・・・。」と話して下さった。それも頷けるんだけど、やっぱりひっかかる。

あのワンちゃんの、オレンジ色の首輪をつかんだ瞬間、私は彼の運命までもつかんでしまったのだと言うことに、後から気付いた。

次にまた同じような事があったとき、私はどうするだろうか。飼い主さんのことを思うと、届けないわけにはいかない。でも、また捨てられた犬だったら・・・、今度はそういう犬を引き取ってくれる団体を必死で探してみようと思う。

警察の書類上、犬は「物」だ。「拾得物」なのだ。

でも紛れもないひとつの「命」だ。アライグマとか観賞魚とか、日本の各地で増え過ぎて、生態系が壊れつつある。これらも全て飼い主の無責任さのたまものだ。動物たちに罪はない。どうか縁あって預かった「命」の責任を全うしてほしいものだ。

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コメント

偶然にしては私が遭遇した次の日、しかもカラーの色、雑種って所まで同じです。

が、私が見た子はかなりの老犬だし、洋犬ではありませんでした。

家がめ~~ちゃくちゃお金持ちでお~おきな庭のあるうちだったらって思わず思っちゃいました。

投稿: ふーちゃん | 2006年5月12日 (金) 12時50分

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