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和歌山弁

私の故郷は和歌山県、有田川のほとりのみかん畑だらけの町。

先日、中学の友達と20年ぶりに会った。彼女は今も和歌山に住んでいるため、100%和歌山弁。

懐かしさがこみ上げてきた~。

実は、和歌山の小学校では、ざ行とだ行の発音の区別を教えてはくれない。

いや、言い切ってはマズイか、多分、教えてくれなかった。

それが証拠に、多くの和歌山県人は「全然」を「でんでん」と言うし、「心臓」は「しんどう」だ。「サダエ」と書かれた看板にサザエの絵が描いてあったという話しも聞いたことがある。

恥ずかしながら、私も21歳で大阪に出てくるまで、そういうことに気付かなかった。

和歌山で暮らす分には、なんら差し支えは無かったが、大阪ではそうはいかない。

和歌山で過ごした時間より、大阪で過ごした時間の方が長くなった今でも、ときどき発音を間違えては夫にチクリと指摘される(^_^;)

和歌山弁に限ったことではないと思うけど、方言には標準語に置き換えにくい言葉がある。微妙なニュアンスが違ったり、何というか、こう、ぴったり来る言葉が見あたらないのだ。

例えば、食べ過ぎて苦しい時など和歌山弁では「づつない」と言う。

「胸がつかえる」、でもなく、「苦しい」でもない、「づつない」のだ。

また、大きな声で何かを言うことを「ひしる」と言う。

「叫ぶ」でも「わめく」でもないのだ。

大阪に来てから表現に困ったのが、身体をどこかにぶつけたり、物が当たったりして青あざができること。

大阪では「青タンができる」って言うんやね、8文字もある。

和歌山弁で言うと「にえる」たったの3文字で済む。

それに、ついこの前まで標準語だと思っていた「水せった」、何のことだか分ります?

ビーチサンダルのことさ。和歌山じゃ、誰もそんなハイカラな言い方はしないのだ。

とにかく、大阪で暮らしている間は、和歌山弁を封印しているけど、本当は大好き。

有田川にかかるあの橋を渡ったら、私の和歌山弁のスイッチはONになるのだ。

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コメント

“づつない”知ってますよー。高知出身の祖母が使ってました。
使い方は少し違うのかな?
しんどい、だるい、苦しいを混ぜたような状態だとか。
九州育ちの親は、東京に出てきたときに千円(せんえん)って言えなかったとか(笑)向こうだと“しぇんえん”なんですね。
和歌山と大阪って、関東にいる私から見るととっても近場に思えますが、違うんですねぇ。おもしろい! 
水せったも気に入りました。“にえる”今度使ってみよう。。。

投稿: makiko | 2006年3月16日 (木) 15時58分

「づつない」の意味はmakikoさんのおっしゃるとおりかも。
私の場合、子供の頃から食いしん坊で、「づつない」状態になるのは、決まって食べ過ぎた後だったものだから、食べ過ぎの苦しさ=づつない・・・と記憶してしまったのかも。
和歌山の言葉と四国の言葉が似てると言う話しは、聞いたことがあります。
昔から船で商いしてたから?かな。

投稿: めりはり | 2006年3月16日 (木) 19時26分

有田、有田、有田、有田みかん!だ。

へぇ~そうなんだぁ。

私は両親が関東で、生まれは奈良、育ちはいろいろ・・・・

昔は関西弁がちょっと変ってしばしば言われました。

投稿: ふーちゃん | 2006年3月16日 (木) 21時06分

そう、冬は来る日も来る日もみかんばかり食べてましたー。
そうするとふーちゃんは転校が多かったのかな。
色んな所に住めて楽しいと思うのは大人の発想で、子供時分は大変だっただろうなぁ。

投稿: めりはり | 2006年3月16日 (木) 22時06分

そうです、父は転勤が多くて転校が多かったですね。でも転校生ってんでいじめられたとかはなかったですよ。

今の時代に比べたら全然ましだったと思います。

引越しの荷物詰めるのとか、慣れてますよ。
って別にどうでもいいことですけど(≧∀≦)

投稿: ふーちゃん | 2006年3月17日 (金) 11時58分

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